6月の森劇スタディ報告
【6月の森劇スタディ報告】
6月23日(土)15:00~17:00
出席者:井谷、小川、尾崎、笠井、小島、坂口、中川(水)、渡部、長野、笠松(記)10名
15:00~ 多恵さんの深呼吸でアイスブレイク(*’▽’)・゜・。
15:10~ 1)活動報告
① (子ども里山そうぞう学校)
・6月4日の受付初日11時の時点で27名の応募
・2日目で定員となり、現在キャンセル待ち8名
・時代の流れの中、時間を問わない深夜の問い合わせ(メールではあるが)等も多く森劇の理念に基づいた問題意識を忘れずに、丁寧な対応が必要になってくることを感じた。
(専科)
里山探検移動クラブ 申し込み8名
森劇っ子表現クラブ 申し込み13名
現時点で昨年のそうぞう学校卒業生の50%が参加を希望している。初年度の今年子どもたちの様子を見ながら、プログラム内容を確かめつつ今後の展開を想像していく
(別科)
実験活動として市立雲出小学校でダンスクラブ、作法クラブが5月より始まりました。
別科に関しては、単独の活動にとどまらず、広く現代の子ども達への芸術分野の必要性を今年は文章化していくのが目標。一人の講師というところから、活動メンバーの一端をそれぞれが担えるようになれば、より役目が明確な活動になっていけると思う。
② モンブランブラボー
(朝の森ヨガ)
次回は7月14日
(せかいのはて組)子ども里山そうぞう学校開校式イベント創作活動グループ
・イメージして、コミュニケーションして表現を創り上げていく様子は、子ども里山そうぞう学校の目指す根本的な目的を確実に果たしていることを実感し、驚きと喜びを感じる。
・感じたことを自分の考えで確認し、表していく。そのことを大人も子ども達も楽しんでいる。
・やわらかい子ども達は、機会さえあれば感性をどんどん自分で育てていける。
・家庭、学校以外の子どもを育む場所としてこの津市文化創造事業はたいへん意味があり、継続することでより良い津市の未来を作っていけると確信している。
③ (森劇スタディ)
・活動報告のほかに文化政策や、企画の勉強会を続けます。共有したい情報や、気が付いたことがあれば、お知らせください。
・毎回美味しいお菓子もご用意します。(オススメのおかしも募集中)実費(500円まで)をいただくことになりました。
④ 運営メンバー広報より
・ただ目を引くチラシを作ってばらまくというのではなく、広報する、周知する、何のためになにを伝えることが、結果良い活動に育てる役目となる。
・理想ではあるが、個々が活動内容を理解し、伝達できるようになることが大切。
・常識的な広報活動とはかけ離れているように見えて、メンバー同士の話し合いこそが、多くの気づきや化学反応をおこし、この作業自体が創造活動となり、本当の意味での伝達活動になるのではないか?と思う。
・子ども里山開校イベントの協力要請(チラシ)
2),3)森の劇場グランドデザインを考えてみよう
~H30年5月に参加したあーとま塾の情報の提案~
現代社会の中に社会貢献事業は増えつつあります。好きなことで役に立ちたいというのや、生命の危機的問題に出くわし突き動かされるように始めたもの等々。
森劇の活動の始まりは津市という地方自治体からの委託事業(今も)ですが、半社会貢献事業と位置付けました。
少子化、高齢化に加え、人間関係の希薄化や、人間的思考の低下するこれからの時代にこの本気(道楽的本気)で取り組む官民協働の半社会貢献活動は大いに社会の役に立てると感じています。今何かをやり始めるのと、やり過ごすのとでは、10年後の生活が大きく変わると感じます。
いくら法律ができても、大人一人一人が感じ取り、思い込みをリセットして、行動していかなければ何も変わらない。本当に大切なことを感じ分けていきたいと思います。
たくさんの人と活動していくには、グランドデザイン(全体構想、未来予想図)が必要です。人の記憶はあやふやで思い違いや勘違いも多い。特に現代、咀嚼あじわって考えるといった人間独特の思考力がSNSなどによって低下しがちです。 という理由で、実行していく中で振り返り、振り返り、課題を解決しつつデザインを修正をしながら、理念や理想をめざして、白山総合文化センターを地域の社会包摂劇場として、みんなで活用できるように活動していきたい。すべての関わる人には、理念を理解しながら活動していってもらいたいと考えます。それを望むことが事業をすすめるということだと考えます。
といった話をしながら、企画書の例題を皆で確認しました。
4)トピックスとして
あーとま塾・第1回目 文化政策(2018.5.24参加)ゼミ内容報告
文化資源を活用した経済活性化(文化GDPの拡大)
社会インパクト評価
公的な社会的責任経営(負担と受益の圧倒的な不均衡の克服)
など日本はようやく、文化芸術の中に政策という活用の仕方を見出そうとし始めたばかり。反面、だからこそ、調和性のとれた日本国民に応じた進め方ができるともいえる。100の事業があれば100通りの評価があるということ。そんな価値観を共有できるようになりたい。
昨年のある課題の事業計画申請書を参照して理想像を説明、話し合いました。